黒染めって?
学生や社会人の中でも、普段は明るめのヘアカラーにしているけれど、事情により髪色を黒く戻したいというときに便利な黒染め。美容院に行くことなく黒髪にできるので、お財布に優しく時間もかからないところが魅力的。もちろん美容室でもキレイに仕上げてくれるので、手間をかけるか時短をするか悩むところですよね、ただ、黒染めって結構奥が深いので、そのあたりをご紹介します。是非参考にしてみてください。
黒染めは結構難しい!
天然の色素は抜く事ができるが、人工的に入れられた色素を抜く事ができない。
真っ黒、もしくはそれに近い色に黒染めした場合は、髪に強く色素が残ります。この色素は、なかなかとれないんですね。
黒染めと称されるものはまた、明るい色に戻すのはとても大変なので意識しておかないとです
黒染めした後に明るくすると赤みが残ることも
基本的に黒染めをした毛を再度明るくしたいとなるとかなりのハイダメージとかなりのムラ、また、希望色にはなりづらく赤みのあるブラウン(決して綺麗ではありません)になりやすいです。
黒染めの後というのは赤味がけっこう残っていることがほとんどです
カラー剤の特色なのだが、黒染めの染料の場合一度に大量の染料が毛髪内部に入り込んでしまうため、取るのが非常に困難な状態になる。
黒染めした後だと明るいヘアカラーを入れても色が出ない
黒染めした髪に上から明るい色を入れなおしたとすると根元の黒染めしていない髪と黒染めした髪とでかなりの差が出ます。
黒染めが入っている部分と新しく生えてきた部分とで、染まりやすさが格段に違うのでそこも気を付けた方が良いです。
もし黒染めをした髪の毛に普通のカラー剤を使用したら、ほとんど変わらず根元だけが明るくなります。
最大の問題は黒染めを自宅で明るくすると失敗しやすい
黒染めをしてそれを茶色にするとしたら、セルフカラーではかなり難しいと思います。
カラーしてるばしょさえもバラバラに染まっています(自分で塗るから)その後も美容室で何度も染め直したりするので結局お金が掛かります。
美容室でヘアカラーを行っている方と、ご自分でヘアカラーを行っている方の染まり上がりは一目瞭然!
こじらせてムラになってしまうとその後直すのが大変(費用も時間も)です。
黒染めした髪を明るくするには美容院でお願いする方が仕上がりもきれいでダメージも抑えられる
ブリーチではなければ脱線剤を使えばダメージを抑えて黒い色素だけを抜けるのでお客様のご要望にはオススメします。
「脱色剤、脱染剤、ブリーチ剤」の区別(位置づけ)はサロンによっての違いや、メーカーによっての違いがあります。
経験のある美容師にお願いするのがベスト!
黒染め失敗のSNS投稿も
なるべく黒染めは美容室でやりましょう
美容室で黒染めをする際、特別に黒染めようというのはありません。また、女性向けと男性向けという別れ方もしていません。髪の状態を見極めてもらい適切な配合のヘアカラー剤を使ってもらうようにしましょう。